職場の嫌いな人に自分から挨拶したら、自分も相手も少し変われた件(会社員(サラリーマン)が年収アップのためにすべきこと)

お金の話

組織(会社)に属して働く年収2,000万円超えの自称プロ会社員である筆者による年収アップ術です。

注1)主に会社員(サラリーマン)などのように組織に属して仕事をしている人向けの年収アップ術です。個人事業主(フリーランス)や起業家向けではありません。また個人的に行う副業ではなく組織(会社)に属している本業での収入アップのための記事になります。

職場に嫌いな人はいませんか?
私には職場に嫌いな人がいます。

 

私は組織に属して仕事をしているので、一人で仕事をしているわけではありません。
ある意味チームで仕事をしているわけです。

なので、理想としては職場に嫌いな人がいないことですが、そうは言っても私には感情があり、誰にでも感情があるわけです。だから嫌いな人がいることは仕方がないのかもしれません。

 

この記事では、職場に嫌いな人がいることを受け入れた上で、年収を上げていくためにどうすべきか、と考えて私が実践してみたことを報告しています。

 

会社員(サラリーマン)であれば、多かれ少なかれチームで仕事をしていると思います。
職場の同僚、チームメイトに嫌いな人がいたとしましょう。
嫌いだから無視しますか?
関わらないで仕事をすることができますか?
できないですよね。

会社員として年収を上げていくには良い仕事をして高い成果をださないといけませんよね。
あなた個人の成果を高める必要もありますが、組織で仕事をしている以上は、チームとして、あるいは会社全体として高い成果を出すことが重要ですね。

なので、職場に嫌いな人がいたとしても、その嫌いな人も含めたチーム全体として、会社全体として成果を出していくことが必要になります。
嫌いな人を無視し、関わらないで良い仕事ができるでしょうか?

 

例えば、貴方がプロのサッカー選手だとしましょう。
チームメイトに嫌いな人がいるとしましょう。
では、その嫌いなチームメイトにパスを出しませんか?
それで勝てますか?

チームとして成果を出すには、嫌いなチームメイトにもパスは出すべきとは出すべきですよね。当たり前ですよね。それができない選手はきっと一流の選手ではないはずです。

会社員でも同じでしょう。

プロとして、チームとして、部署として、会社全体として成果を上げていくには、嫌いな人とも協力して良い仕事をしていくべきですね。
それができないとプロではないでしょう。
そんな人は「プロ会社員」失格です!

でもでもでも、そうは言っても嫌いな人はいますよね。
嫌いな人と仕事をするのって、気分悪くないですか?
私は気分が悪いです。
そもそも関わりたくないし。。。
私はそんな小さな人間なのです。
プロ会社員として失格かもしれないけど、でもやっぱり嫌いなものは嫌いなのです!
でも、一方で、プロ会社員としてより優れた成果を出したいのです
嫌いな人とも協力して、よりよい成果を上げられるような人になりたいのです。

 

そんな私は、なんとかかんとか乗り越える術を見つけました。
いや、まだ見つけたわけではないけど、少しだけ灯りが見えてきました。

 

職場の嫌いな人に「自分から」挨拶してみたのです。

朝、見かけたときに「自分から」挨拶しただけです。

たったそれだけかよっ! 

って思いました?
はい、それだけです。

それだけでも、私にとっては大きな進歩なのです。
だって、すごく嫌いで関わりたくないので、必要最低限の業務上の連絡はしていましたけど、自分から挨拶することはなかったのです。
少なくとも4、5年は無かったと思います。
それほど嫌いなのです。

 

私は、職場で「アイツは嫌いだ」などと吹聴したり、悪口を言ったりするほどゲスではありませんが、必要最低限の業務上の連絡ではない挨拶を自分からすることはありませんでした。
また、その相手は私に嫌われていることは承知していたでしょう。嫌っていることは表には出していませんが、そういうのは伝わるものです。

相手も私に嫌われていることを承知しているし、もしかしたら相手も私のことを嫌っているのでしょう。だから、その相手も私に対して必要最低限の業務上の連絡しかしません。

お互いに必要最低限の業務上の連絡しかしないのです。もちろん仕事としては問題ないでしょう。そう思っていました。

 

で、私が自分から嫌いな人に挨拶をした結果、どうなったかというと、相手は私の「おはようございます」に対して、「おはようございます」と返しました。
もちろん、私も相手も大人ですから、挨拶されて無視するようなことはしません。
それだけです。

 

なにも変わってないじゃんっ!

って思うでしょう。

でも、変わったこともあるのです。

まず、私自身の気分が変わりました。
相手のことが嫌いである、ということ自体には変わりはないのですが、自分自身に対して少し余裕が出てきました。

私は嫌いな相手であっても同僚に対して自分から挨拶できる人間です、ということを行動で示せたのです。相手に対しても、そして自分に対しても。

心理学では、作り笑顔をすることで実際に気持ちも上向く、さらに言えばストレスホルモン(コルチゾール)が減少する、ということが良く知られていますが、それと同じように、自分の行動を変えることで自分自身の気持ちや感情に変化が生じたのです。

さらに、これはちょっとゲスな考えですが、「あなたは嫌いな私に自分から挨拶することができないかもしれませんが、私は嫌いな相手であっても自分から挨拶できるという1つ上のステージにいるのです」、と示せています。まるでマウンティングですね。。。

マウンティングの是非はともかく、私自身の気分は改善されています。

さらに、相手の態度も少し変わったように感じます。

その相手は、私に嫌われていることは分かっているはずです。
しかし、それでも私から挨拶したことで、その相手は私のことを「嫌いな相手であっても、組織としてよりよい成果を出すため、あるいはよりよい職場環境のために自分の行動を改めることができる人間なのだ」と理解しているようです。個人的な好き嫌いの感情にとらわれず、仕事でお互いに協力して、組織としてよりよい成果を目指す姿勢を持っている、と理解してもらえたようです。

 


GraphicMama-teamによるPixabayからの画像

もちろん、コーヒーブレイクやランチを共にすることはありませんが、前のように「必要最低限」の連絡しかしない、ということではなくなってきています。

「必要最低限」などと自分勝手に限定してコミュニケーションを図るのではなく、情報共有しておいた方がより良いアイディアやより良いやり方などにつながる、と思えることは伝え合うようになりました。

私が自分勝手に考える「必要最低限」のコミュニケーションでは、私の想像や能力を超える成果が出ることはないでしょう。「必要最低限」かどうかを考えるのではなく、できるだけ情報をオープンにして、相手の得意なことで自発的に協力してもらえるようになることで、私個人の想像や能力を超える高い成果が出せるのだと思います。

とはいえ、まだそこまでは達していませんが、嫌いな相手に対して自分から挨拶できるようになったことで、私自身の気分も良くなったし、なんとなく相手も変わってきているように感じています。

組織としてより高い成果を出せるようになったら嬉しいですね。

私も少しずつマネージャー(管理職)として成長できているのかな。
プロ会社員として成果を出して、収入も上げていきたいです。

 

嫌いな人に自分から挨拶するようにした、というだけのことですが、皆さまの参考になれば幸いです。

皆様、嫌いな同僚に自分から挨拶できますか?

出来なかったのは私だけ???

じゃないですよね。。。そう信じてます。

では、また。

Orange

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