身体を鍛えて仕事のパフォーマンスを向上させよう(会社員(サラリーマン)が年収アップのためにすべきこと)

お金の話

組織(会社)に属して働く年収2,000万円超えの自称プロ会社員である筆者による年収アップ術です。

注1)主に会社員(サラリーマン)などのように組織に属して仕事をしている人向けの年収アップ術です。個人事業主(フリーランス)や起業家向けではありません。また個人的に行う副業ではなく組織(会社)に属している本業での収入アップのための記事になります。

収入を増やすには、身体を鍛えることは重要です。肉体労働でなくても、デスクワークであっても身体を鍛える方がよいでしょう。というより、肉体労働だと特に気にしなくても身体は鍛えられるので、むしろデスクワークが中心の人の方が身体が鍛える必要があります。

運動の身体的な効果や精神的な効果は良く知られているように、身体の調子の向上、生活習慣病の予防、ストレス解消、認知症予防、うつ病予防、などの効果があります。なので、運動は誰にとっても重要です。仕事をする上では身体が資本になるので、健康な身体と心を維持することはとても重要なのです。心身ともに健康でないと収入アップは望めませんし、心と身体の安定には運動は極めて効果的です。

また、収入を増やすということに関しては、筋トレは効果的です。筋トレをすることでテストステロンなどアナボリックホルモン、いわゆる男性ホルモンが分泌されます。アナボリックホルモンは、自信、闘争心、野心などが高まります。年収アップを目指す人には必要なものです。なお、女性にも男性ホルモンはありますし、女性も筋トレすればテストステロン値は高まります。

年収を上げるためには、会社員(サラリーマン)であっても、その道のプロとして体調管理やメンタル管理が必要だということを書きましたが、運動は体調管理やメンタル管理に最も大きく影響を与えます。

関連記事:プロとして体調管理、メンタル管理をしましょう(会社員(サラリーマン)が年収アップのためにすべきこと)

とはいえ、運動が大切だってことは誰だって知っていますよね。でも、運動を始めることや続けることがなかなか難しかったりもします。

運動が嫌いな人へ

運動が健康にも良く、収入を上げるにも有効だとしても、そもそも運動が嫌いな人もいますね。

でも、本当に運動が嫌いですか?
なぜ運動が嫌いなのですか?

もしかしたら、他人との比較によって運動に苦手意識をもってしまい、嫌いだと思っているだけではないですか?

子供時代だと、体育の授業では何かと他者と比較されたり、競技スポーツが多かったりしますので、その結果、運動に苦手意識を持ってしまっていませんか?

小学校の体育の授業だと、ドッジボール、サッカー、マット運動、鉄棒などなど、どれも他人との差が明確に分かるものばかりです。それでは、運動が苦手な人は、運動が嫌いになるもの無理はありません。

ですが、例えばウォーキング(散歩)などはどうですか?

ウォーキング(散歩)はそれなりに全身運動ですし、怪我のリスクも小さいし、健康に対する効果も科学的に証明されています。誰と比較するわけでも競争するわけでもありません。ただの散歩です。早歩きの方が効果が高いと言われていますし、その通りなのでしょうが、無理に早歩きする必要もないです。歩かないよりははるかに効果があります。

運動が嫌い、あるいは苦手だと思っている方はぜひともウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。

具体的には、通勤のときに1駅分歩く、というのはどうでしょう。わずかな時間でできますし、やってみると見慣れた街の風景も違って見えたり、新しい発見があったりと、なかなか楽しいですよ。今まで全く運動の習慣が無かったのであれば、単なるウォーキング(散歩)でも身体やメンタルにも効果が出ると思います。

その後、運動が楽しいとなれば、ジョギングにしてみたり、水泳にしてみたり、と色々と楽しくチャレンジできるかもしれません。もちろん、ウォーキングのみでも十分だと思います。

運動が好きな人へ

運動が好きな人にとっては運動を始める、続けることはそれほど難しいことではないですよね。時間の確保が課題にはなりますが、それ以外は特に問題はないでしょう。

時間を確保するためには、クラブやチームに所属して定期的に運動するというのがあります。
社会人のフットサルチームやランニングのサークルなどもありますよね。職場によっては、職場内に運動系のクラブ活動などがあって、会社から補助金が出たりします。私の職場にもクラブ活動があって、会社から多少の補助が出ています。

なぜ、クラブやチームに所属すると、一人で運動する場合よりも時間が確保しやすいのでしょうか。それは、心理的な効果によるものです。他人の都合(チームメンバーの都合や借りる場所のスケジュールなど)でスケジュールが決まってしまうと、自分の仕事のスケジュールを合わせやすくなるのです。

心理学の実験で、締め切りを自分で設定するよりも、他人に設定された方が締め切りが守られやすく、また質も高い、という結果があります。実験の概要は、学生のレポート期限に関して、1.締め切りが無い、2.自分で締め切りを決める、3.教授が締め切りを決める、の3種から学生が選択するというものです。質の良いレポートを書いたのはもちろん「3.教授が締め切りを決める」を選んだ学生たちです。詳しくは、下記の参考文献『予想通りに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』著者:ダン・アリエリー を参照ください。

つまり、他人の都合で決まったスケジュールの方が自分で決めたスケジュールよりも守られやすく、時間も作りやすいのです。経験的にも、人は自分自身との約束は破りやすくて、他人との約束は守ろうとする、ということが言えますね。みんな自分に甘くて、他人には良いカッコしたいので他人との約束は守るのです。なので、この心理的な性質を利用できます。

たとえば、毎週水曜日は仕事を早く切り上げて一人でランニングする、という自分のルールよりも、毎週水曜日の夕方に開催されるランニングサークルに入る方が心理学的に時間を作れるのです!

とはいえ、運動は一人でやりたいという人もいますよね。実は私がそうです。

一人で運動する場合は、ジムに入会することをお勧めします。
これも心理的な効果を狙っています。

ジムの会費を月々払っているので、利用しないとモッタイナイ!損だ! と思いませんか。
なので、ジムに通うモチベーションになります。ちなみに、私が通っているジムは月会費が数万円、とかなり高額なのです(ロケーション重視なので仕方ないのです)。
なので、行かないと本当にモッタイナイのです!

なにもジムに通わなくたって、筋トレなら家でもできるし、外で走ることもできるので、お金を払ってジムに通うのはアホらしい、という考えもありますね。全くその通りです。ぐうの音も出ません。

でもでも、、、私は弱い人間なのです。

弱いのは私だけではないはずだ、、、と、信じてます。

いつでもできる、家でもできる、となるとなかなか継続できないのです。
やらない言い訳が溢れてきます。

私はジムに通わず外でランニングしたり家で筋トレしたり、公営のプールで泳いだりしていた時期もありますが、やはりジムに入会した方が継続できますし、効果も高いでのす。私自身で実証済です。もちろん、ジムに通わずとも運動を継続できる意志の強い人は、それを継続できればお金がかからないので、その方が良いでしょうね。

そういう意志の強い人は心から尊敬します。

でも、私は弱いので。。。

余談ではありますが、高級なジムに通う副次的な効果として、年収の高い会員と知り合える、というのがあります。ジムに通うと常連さんと仲良くなれます。年収の高い方や社会的な地位の高い方もいらっしゃいます。というか、それなりの収入がないと数万円/月の会費を払い続けられませんね。運転手付きの車で通っている会員さんもいます。ジム仲間なので、そういう方ともフランクに仲良くなれます。年収アップを目指すプロ会社員(サラリーマン)にとっては、意味のある投資にもなるかもしれません。会費の高いジムに通う効果については、また改めて記事を書こうと思っています。

さて、そんなわけで皆さま運動した方がいいですよ。

きっと仕事のパフォーマンスが上がり、年収も上がるでしょう。

個人的な余談:
ちなみに、私は学生時代に大学までずっと運動部だったのですが、社会人になって運動をしていませんでした。最初の数年は学生時代に鍛えた身体の貯金で特になんの問題もありませんでしたが、社会人になって5年程たったころには、体力が落ちてきて、なんと駅で階段を駆け上がったことで翌日に筋肉痛になってしまいました。。。

しかもその頃は、仕事が終わると疲れていることが増えていました。さすがにこれではマズイと思って運動するようにしました。運動するようになって、体力がついてきたら、もちろん駅の階段で息切れしたりすることもなく、また、仕事後の疲れ方も穏やかになりましたね。

あと、おまけの効果として、身体を鍛えると体型も整ってくるので、容姿もマシになってきますし、自信もついてくるので多少はモテるようになりましたね。いや、個人的にはこれが一番重要かも。「筋トレが最強のソリューションである」なんて本もありますが、ある意味その通りだと思います。

いわゆる、健全な肉体に健全な魂は宿る、というものです。私の実感としてもその通りです。メンタル面の調子も身体次第なところがあります。

参考文献:
・『予想通りに不合理』
~行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」~
著者:ダン・アリエリー
訳者:熊谷淳子

・『なぜ意志の力はあてにならないのか』
~ 自己コントロールの文化史 ~
著者:ダニエル・アクスト
訳者:吉田利子

・『筋トレは最強のソリューションである』
著者:Testosterone

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